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お正月の煎茶

◎お煎茶コラム



大福茶



新年の始まりは美味しい煎茶とともに迎えたいですよね。

関西では、古くから正月に「大福茶(おおぶくちゃ)」というお茶を飲む習慣があります。
大福茶とは、煎茶に梅干や結び昆布などを入れたお茶のことで、正月のほか結婚式などでも飲まれる縁起物です。
この大福茶の歴史は古く、約1000年も昔の平安京に由来します。

天暦5年、京の都で疫病が大流行してしまいます。
時の村上天皇は六波羅蜜寺の空也上人に祈祷調伏をさせましたが、なかなか効果がみられませでした。
そこで、空也上人は十一面観音像を安置した台車にお茶と梅干を積み、京の市中に繰り出し、お茶に梅干を入れて病に苦しむ人々にふるまったところ、疫病の流行が下火になりました。
この功徳にあやかり、村上天皇は正月元旦にこのお茶を服す るようになりました。

それから、梅干を入れた煎茶のことを「王服茶」、「皇服茶」などと呼ぶようになり、次第に庶民の間にも広まっていきました。
現在でも六波羅蜜寺ではお正月の三箇日には参拝者に大福茶が振る舞われています。

「皇服茶」は幸福と関連づけて「大福」の文字が当てられたともいわれています。
「茶は百草の魁、梅は百花の魁」と称せられるこの組み合わせは煎茶の渋みが体内の苦しみを鎮めて、一年のけがらわしいことを払い、梅の酸味が胃腸の毒を清めて、一年の厄病を払うといわれてます。


大福の淹れ方



あらかじめ湯呑に梅干と結び昆布を入れておき、そこへ煎茶を注ぎ入れます。
煎茶はどんなものでもかまいませんが、お正月らしく上級煎茶も良いですね。
ちなみに上級煎茶はややぬるめのお湯でじっくり淹れるのがコツです。

細く上品な結び昆布とつややかな小梅は、なんとも雅な雰囲気です。
ひと口飲むと、煎茶の渋みと梅の酸味、昆布の旨みが一気に口に広がります。

各地で色々なバリエーションの「大福茶」があるようで、淹れられるお茶は煎茶ではく玄米茶など煎茶以外のお茶で飲まれるところもあるようです。

普段飲んでいる煎茶も梅干がアクセントになり違った味の煎茶になります。
新しい年の満福と息災を願って「大福茶」を飲んでみましょう。




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