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煎茶以外の日本茶いろいろ くき茶・芽茶・粉茶・粉末茶

◎お煎茶コラム



煎茶以外の日本茶いろいろ(2)



「煎茶以外の日本茶いろいろ(1)」では、玉露・かぶせ茶・抹茶についてご紹介しました。
まだまだたくさんある日本茶の種類。
今回は、くき茶・芽茶・粉茶・粉末茶についてです。
くき茶・芽茶・粉茶は製茶の過程で出る「出物(でもの)」と言われるお茶で、一般的には煎茶と比べてお手頃な価格で手に入ります。
しかし、その味には煎茶や玉露にも負けない美味しさが…!!
知れば知るほど面白い、日本茶たちのキラリと光る個性をご覧ください!


1.くき茶



煎茶や玉露を作る製茶工程で出る茎の部分を集めて作られるお茶のことを「くき茶」と呼びます。

茎のお茶?と思うかもしれませんが、煎茶や玉露と部位は違うものの同じ茶から作るため、品質が劣るものではなく、煎茶と並んで人気の高いお茶です。
くき茶の中でも玉露のくきから作られたものを特に「雁ヶ音(かりがね)」と呼び、高級品として珍重されています。
茎にはアミノ酸が多く含まれており、旨味が強いのが特徴です。
煎茶と比べると、淹れた時の水色はやや薄いのですが、ほどよい甘みと独特の若々しい香りが気分を爽快にさせてくれます。

煎茶や玉露も淹れ方で味が変わりますが、それはくき茶も同じです。
くき茶を美味しく淹れるには、元の煎茶や玉露と同じ淹れ方でいれましょう。
原料が煎茶の場合は、煎茶の淹れ方と同じように70〜90℃のお湯で淹れます。
上級のくき茶の場合はややぬるめのお湯が良いですね。

玉露が原料となる「かりがね」の場合は、さらに低い60℃位のお湯で淹れましょう。
こうすることで玉露のもつ甘味とまろやかさが引き出されます。
さらに、茎に多く含まれるアミノ酸はぬるめのお湯の方がより引き出されるので、甘みと旨みがしっかり味わえます。

  くき茶は元となるお茶の特性に合わせて上手に淹れれば、玉露や上級煎茶の味わいも楽しめるのです。
しかも、くき茶は一般的には煎茶よりも低価格なものなので、普段使いに気軽に飲めます。
低価格なのに玉露や上級煎茶の風味も味わえるなんて贅沢ですね。

当店では、煎茶にくき茶をブレンドした「おいしくてすみません」くき煎茶が人気です。
煎茶のキリッとした苦渋味にくき茶の軽やかなすっきり感が合わさって、素敵なハーモニーを生み出しています。
飲みやすくて、ついゴクゴク飲んでしまうほど。
ぜひ一度ご賞味くださいませ。

《香り》

《甘み・旨み》

《渋味》

《コク》



2.芽茶



芽茶は小さくてくるっと丸まった形が特徴的なお茶。
煎茶や玉露の仕上げ工程で、ふるった時に出た新芽や葉の先端が切れたものを集めたものです。
それだけを集めて芽茶として売られることもありますし、本茶と混ぜて煎茶として販売されることもあります。

粉茶や茎茶とともに出物と呼ばれ、いわば煎茶製造の際の副産物。
煎茶と比べると値段もお手頃です。
しかし、茶葉そのもののは煎茶や玉露と品質的に変わりがないので、お茶として味や香りが劣る訳ではありません。

小さく丸まっているのが特徴の芽茶ですが、丸みを帯びているものほど上質とされます。
これは、水分を多く含んだ柔らかい芽や葉の先端は、自然に丸まりやすいからです。

芽の部分には美味しさエッセンスが集まっているので、味わいは煎茶と比べて非常に濃厚。
苦味、渋み、旨味ともにしっかり効いています。
カフェインの含有量も煎茶より多く、頭をスッキリさせたい時に最適です。
やや強い香気と濃い緑色の水色も、爽やかな気分をもたらしてくれます。

また、細かい葉が含まれているのでさっと淹れても色が出やすいのが特徴です。
90°位の高温で約30〜40秒、さっと淹れてあげると味と香りが程よく引き出されます。
逆に、抽出時間が長いと濃くなりすぎてしまうので気を付けましょう。

細かくて柔らかい茶葉のため、湯呑みに茶葉が入るのが気になる方は茶漉しを使って湯呑みに注ぎ淹れましょう。
もちろん、有効成分をそのまま摂取したい方はそのままでもOKです。
煎茶同様、最後の一滴にエキスが凝縮されていますので、必ず注ぎきりましょう。

芽茶は丸まった茶葉が開ききるまで何煎でも楽しめます。
二煎目は葉が開いてきているので、20秒くらいの短い時間でも十分濃い水色と味わいになります。
ガラス製の急須で、くるんと丸まった葉がだんだんと開いていく様子を眺めるのも楽しみの一つ。
心が和む瞬間です。

旨み・甘みを強く引き出したい時は、低温(70℃位)でゆっくり葉を開かせながら淹れるのも良いでしょう。
正解はありませんので、その時の気分に合わせて淹れ方を変えて楽しんでください。

《香り》

《甘み・旨み》

《渋味》

《コク》



3.粉茶



粉茶とは、煎茶や玉露の製造過程の中で出る、細かくなった茶葉の粉を集めたものです。

大きく2つに分けられ、1つは生葉から荒茶を製造したときに出る「荒粉茶」、もう1つは荒茶から仕上げ茶を作る時に出る「製造粉」があります。
「製造粉」は網でふるったり、風を当てて飛ばすなどの方法で集められます。

煎茶や玉露は茶葉を揉み、乾燥させて製茶されます。
しかし、茶葉の最も柔らかくて美味しい部分は製茶の過程で粉砕され粉になりやすいのも事実。
ですので、粉茶は煎茶や玉露の最も美味しい部分を集めたお茶とも言えるのです。
味、香りともに良いのはもちろん、粉状であることから少ない量で濃い味と色が出るのも特徴です。

粉茶はお寿司屋さんの「あがり」としてもお馴染みですね。
少量で濃いお茶がさっと出せ、ネタとネタの間に口の中をさっぱりとさせてくれるのに、粉茶はぴったりのお茶だからです。
ちなみに、最近の回転寿司店のテーブルに置かれている、自分でお湯を注いで入れる「粉末茶」とは全くの別物です。
「粉末茶」については次の項でご紹介します。


◎粉茶の美味しい淹れ方

粉茶を淹れる時は、その名の通りの細かなお茶ですので、深蒸し煎茶用の細かい網の急須で淹れるか、湯呑みに注ぐ時に茶こしを使いましょう。

コツは熱湯で一気に淹れることです。

粉茶はすでに茶葉が細かく粉砕されている状態なので、茶葉の成分が溶け出しやすいのが特徴。
淹れる時も煎茶と比べ茶葉は少なめでOK。
1人あたり約2gの茶葉の量と130mlのお湯の量が目安です。

熱めのお湯を急須に注いでから30秒。
茶漉しを使って湯呑みに廻し注ぎします。
鮮やかな色合いの濃い味の茶をお楽しみください。

茶葉が細かいということは、結果的にお茶の粉をそのまま飲む割合が増えるということです。
茶葉に含まれるビタミンCやカテキン、アミノ酸類がしっかり摂取できるのも嬉しいですね。

《香り》

《甘み・旨み》

《渋味》

《コク》



4.粉末茶



主に煎茶を機械で粉末状に加工したものが「粉末茶」です。

粒子の大きさは20 〜 80ミクロンで抹茶よりもやや大きめの粒子です。
抹茶と比べダマになりにくく、お湯や水にさっと溶けます。
また、茶殻も出ないので便利です。
茶葉を粉末加工しているので、栄養成分をまるごと摂取できる点も嬉しい特徴。

ちなみに、粉末という点では抹茶と共通していますが、抹茶は碾茶を原料にしていますし、粉砕方法も異なりますので全くの別 物です。

最近の回転寿司屋さんにはテーブルにこの粉末茶が置かれていることが多く、手軽に飲めるお茶として重宝されています。 お茶としてだけではなく、パンやクッキーの生地に混ぜて焼いたり、牛乳やヨーグルトに混ぜたり、抹茶塩風に使ったりと色々 使えます。
自宅用に1つ常備しておくと便利ですね。

手軽で便利な粉末茶各種はこちら



《香り》

《甘み・旨み》

《渋味》

《コク》





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