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煎茶の名産地 京都「宇治茶」

◎お煎茶コラム

京都の銘茶「宇治茶」



宇治茶の歴史



宇治近郊、和束町や山城一帯は玉露や高級煎茶の産地として有名です。
その歴史は鎌倉時代、栄西禅師が宋より持ち帰った茶種を明恵上人が譲り受け、栂尾に蒔き、のちに山城・宇治などに植樹したのが始まりといわれています。
室町時代に入ると、足利義光が宇治に「宇治七名園」を開かせ宇治茶の栽培を奨励し幕府の御用茶園としました。

江戸時代には朝廷や幕府に宇治茶の献上が行われ、徳川家光の代では江戸までの新茶献上を「お茶壺道中」として制度化し、以来250年に渡って続けられました。
宇治の茶師たちは、「お茶壺道中」の中核的な担い手として携わり長らく支え続けることとなりました。

1738年、今日の煎茶製法の源「宇治製法(蒸熱法)」が誕生します。
これは、蒸した茶の新芽を焙炉の上で揉みながら乾燥させるという新しい製茶法です。
これが現在の煎茶の始まりとなり、その後製法は次々と改善され、宇治は日本を代表する煎茶の産地として名声を博しました。
現在普及している煎茶の製茶法の多くは宇治に習ったものです。
宇治茶の品質は、煎茶発祥の地ゆえの優れた伝統技術の継承と、宇治川がもたらす川霧・豊かな土壌、恵まれた自然条件、により、高品位に保たれています。

宇治煎茶の特徴



宇治の煎茶は茶葉がしっかり締まっているのが特徴です。
煎茶は生葉を蒸す、揉む(よりをかける)、乾燥という過程で作られますが、これはその煎茶が丹念に揉まれている証しで、より煎茶の成分・旨味が抽出されやすくなっています。

ちなみに茶葉が深い緑色にむらなく揃っていて、針のようにピンと細くよれたものが上質な煎茶です。
宇治の煎茶は湯を注ぐと黄味がかった山吹色の水色をしています。
高級な煎茶ほど苦味がなくまろやかです。
サラッとした喉ごしと香り、甘みと渋みがほどよく調和したさっぱりとした味わいで後味の良さが宇治の煎茶の良さとも言えます。

宇治煎茶の美味しい淹れ方



<1.>1人あたりティースプーンさじ1杯(約2g)を目安に人数分の茶葉を急須に入れます。
<2.>1度沸騰させたお湯を70℃〜75℃に冷まし、急須に注ぎます。
<3.>約2分おいたら、湯呑に少しずつ回し注ぎましょう。
煎茶の美味しい淹れ方に共通するポイント、「最後の一滴まで絞り切る」のを忘れずに。


最後に



宇治の煎茶は歴史的にも奥深い煎茶であることがお分かりいただけたかと思います。
最後に宇治茶の定義をお話ししたいと思います。
京都府の茶生産高はすべての茶種を合わせても年間3000トン、ところが全国で「宇治茶」と称して販売されているのは1万5000トン。
これだけの差がでる理由は、「宇治茶」の定義にあります。
京都府茶業会議所によると
「宇治茶は、歴史・文化・地理・気象等総合的な見地に鑑み、宇治茶として、ともに発展してきた当該産地である京都・奈良・滋賀・三重の四府県産茶で、京都府内業者が府内で仕上加工したものである。ただし、京都府産を優先するものとする。」
とあります。

よって、宇治で栽培されたものでなくとも上記四府県産で、かつ京都府内で仕上加工されたお茶は宇治茶と銘打つことができるのです。
なんだかちょっと違和感を感じてしまう方もいるかもしれませんが、宇治の歴史ある高い製茶技術をもって加工された煎茶こそが宇治茶である。ということ…なんでしょうね。



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