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イギリス・ヨーロッパでの煎茶

◎お煎茶コラム



イギリスでの煎茶



今イギリスでは回転寿司が大人気。

スーパーにはイギリス発祥のサンドイッチと同じコーナーに寿司のパックが並んでいるのが普通になりました。

活気あふれるキングス・ロードを歩けば、ショップの名前をカタカナでプリントした洋服が。

ここでも日本文化への関心の高まりが感じられます。

元々お茶には深い馴染みのあるロンドン、日本の煎茶も早くからその存在は知られていました。

しかし、ロンドンの水が硬質のためか、煎茶をストレートでというよりも、マンゴーやピーチなどで香付けされたフレーバー煎茶が飲まれているようです。

他にも煎茶の茶葉を使ったアールグレイやダージリンは圧倒的な存在感の紅茶とうまく融合した、ロンドンならではのフレーバー煎茶になっています。




煎茶の人気はヨーロッパ全土に?!



また、イギリスのみならずヨーロッパ各国でも煎茶が人気を集めています。

ヨーロッパでお茶は、人それぞれの楽しみ方で飲まれています。

最近はその中に煎茶も仲間入りし、人気も上々のようです。

茶葉に適した湯温で煎茶を淹れ、落ち着いてゆっくりと煎茶をひと口。

煎茶の澄んだ青緑色、爽やかな香り、そして口に含んだ後の味の広がり。

煎茶の持つ独特の世界に、東洋のスピリチュアリティ(精神性)を見いだす人も少なくありません。

そんなスピリチュアリティをフレーバーで表現した煎茶が、ヨーロッパの伝統的な紅茶ブランドからも登場しています。

朝の目覚めを感じさせるトワイニング”ミントティー”、優しい芳香を感じさせるフォートナムメイソンの”エルダーフラワー フレーバーグリーンティー”、心落ち着くようなマリアージュ フレールの”ブッダ ブルー”などです。

これらのフレーバー煎茶は日本でも発売されています。

ヨーロッパ人が感じるスピリチュアリティを表現した新しい煎茶。

私たち日本人も煎茶の魅力を再発見できそうです。







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